JContent+(JContentPlus)をインストールすると、同時にインストールされるJContentPlus XML-RPCプラグインの使い方です。
まずは、確認です。
- 「グローバル(基本)設定」「システムタブ」「システム設定」にあるWebサービスが有効である。
- 「エクステンション」「プラグイン管理」「XML-RPC JContentPlus API」が有効で基本設定がされている事を確認してください。また、他のXML-RPC関連のプラグインがオフであることを確認してください。
JContentPlus APIでは、MovableType XML-RPCプラグインと良く似ていますが、以下の点が異なります。
- マルチカテゴリー対応である。
- カテゴリーの作成が、ブログエディタからできる。
- ページを作成できる。
ブログエディタからJoomla!に投稿する。
今回は、Windows Live Writerから使う。
Windows Live Writerを下記リンクからダウンロードし、インストールします。
http://download.live.com/writer
ここで注意したいのは、Live Writer以外のプログラムもいっしょに入っているので不要なプログラムは、インストール時にインストールしないように気をつけなければいけない。確か、デフォルトで「次へ」と押し続けていくと自動で必要のない物までインストールされてしまうかもしれない。
1.インストール後、起動したら「ブログ」→「ブログ アカウントの追加」を選択。
2.すると右の画像のような画面になるので「他のブログサービス」を選択。
3.左の画像のような画面が出てくるので一番上に「自分のサイトのURL」(xmlrpcを含んだものではない)とJoomla!のアカウント(投稿権限があるアカウント)を入力します。
さらに次へと進むと
4.何やらサイトにアクセスしてダウンロードして来ているようです。これは、JContentPlusから追加した機能で、XML-RPC機能へアクセスするリンクを吐き出す機能を持っているのでそれをLive Writerが読みに行っています。さらにこの機能により、自動で現在のテンプレートをLive Writer側に取り込まれます。(サイトの外観で記事が書けるということです。※実際にはかなり邪魔なので削除して使っています。後述)
5.これでLive Writerでサイトの構成がされ、いつでも記事が投稿できるようになります。
ちなみに、MovableType XML-RPCプラグインでは、シングルカテゴリーモードをサポートしているため、もうひとつ手順が多いです。
JContentPlusを使う事で少し便利になりました。
さて、ここからが大きく異なるところです。
右の画像の上部はMovableType XML-RPCでもありました。その下に、カテゴリの追加欄が見えます。そうです。ブログエディタからカテゴリを追加できることが大きな違いです。WordPressには既にありましたが、Joomla!に欲しかった機能を実装しました。
そして、さらに左画像の矢印部分を見て下さい。MovableType XML-RPCには無かった機能、ページ作成機能が付加されました。これもカテゴリ作成機能と同様、WordPressにはあってJoomla!に無かったものです。
※Joomla!では、ページと呼びません。カテゴリに属さない記事のことをそう呼んでいます。
さて、テンプレートが取り込まれると先に書きましたが、まず下の画像をご覧下さい。
Joomla!1.5のデフォルトテンプレートが読み込まれた状態です。私としてはかなり鬱陶しいです。
これを削除するには、以下のフォルダ内を削除すれば消えます。
c:\Documents and Settings\あなたのアカウント\Application Data\Windows Live Writer\blogtemplates\
削除すると真っ白な装飾のないエディタになります。
今回は、基本的な準備と設定を書きました。もちろん、この記事もWindows Live Writerを使って書いています。便利ですよ。(この記事は、明日の朝公開されるようにしよう 7:35分っと・・・。)