PHP5.3に対応したようです。
セキュリティ的な修正は、Authorアクセスでのフロントエンド編集と以前から私が記事にしているようにXMLファイルが読めてしまう問題のようです。これは、iniファイルなども同様の対策が必要だと思います。
また、待望のTinyMCEの修正がなされるのでみなさん早めにJoomla!をアップデートされた方が良いと思います。
今回のアップデートで設定を見直すところ
- サイトルートのhtaccessファイルが変更されています。
XMLファイルを見る事ができないようにするコードが増えています。これを有効にするには、行頭の#を削除します。
※但し、FCKEditorを使っている場合は、注意が必要です。これが有効になるとおそらくエディタが使えなくなります。たぶん。
その場合は、FCKEditorの該当ファイルを許可する必要があります。
(FckEditorのフォルダ内に逆の権限設定を書いたhtaccessを置く) - mod_searchにパラメータが増えています。
メニューのIDを割り当てられるようになっています。
とりあえず、それくらいかな・・・気づいたのは。
さて、ファイルの差分を見ながらマージしていくとどう見てもこれ、忘れてるだろってのがあった。
phpxmlrpcが、PHP5.3に対応されていない。危うくそのまま上書きしてしまうところだった。(フルパッケージで差分を見ているので気づいた。phpxmlrpcは、自分で書き換えて使っています。)
PHP5.3でXML-RPCは使えないと思って間違いない。
他にはmootoolsのバージョンが1.1.2になってて早々と対応してくれている。1.2.4と言いたいところだが、我慢か。
TinyMCEでは、IEのカーソルロストのFixもされているのでIEでも、指定した位置に画像を配置できるようになる。
今回のアップデートでは、必要な修正がなされていて良かったが、phpxmlrpcだけはちょっと残念だった。まあ、PHP5.3を使っている方は、まだほとんど居ないと思うので大丈夫だろうと思います。だってエクステンションは、対応していないものが多いですから。